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1.Bibendum de Camion

1970年代にトラックの運転手がビブを守り神としてルーフやグリルに取り付けて
いたことから、取り付けステーのある物を“Camion(トラックの意)”と呼んでいます。


The First Cast Rubber Model

自動車見本市のパーレードや宣伝カーのために車の屋根に取り付けられた物と思われます。
平坦なタスキに文字がペイントされている物と、文字部分がエンボスになっている物が確認
されています。
樹脂製ですが3種以上の材質が確認されており、1950年代に英国で作られたようです。
(約70cm)


Plastic Model #1

樹脂製からプラスチックになった初代の“Camion”です。
短期間しか作られていなかった稀少なモデルです。(約45cm)
全体的にポッチャリしていてとても愛嬌があります


Plastic Model #2

  

このモデルには、2つのタイプが存在し造形が異なります。
(MICHELINのロゴを見比べると一目瞭然です。)
造形の他、材質自体も異なりっていることから、製造国または年代の違いによる物と
思われます。
カテゴリ的にはCamionに位置付けされていますが、取付ステーがついていません。
左のタイプは、後にMICELIN Red Guideに座り、BOOK SHOPでディスプレイされた物と
同じ造形です。
右のタイプでブーツの部分を黒くペイントした物を見かけますが、オリジナルペイントかは
定かでありません。


1966 Model (Large Size)

お尻の部分に「1966 MICHELIN ET CIE」と刻印されていますが、実際に作られたのは
それより後で1970年代ではないかと推測しています。(45cm)
1966年とは、MICHELIN ETを正式に商標登録した年号としてし記していると思われます。
このタイプはFRANCE製のオリジナルと、FINLAND製の復刻品があり、材質、型が微妙に
異なっています。


1966 Model (Small Size)

22cmと小振りのサイズでグリルやバックミラーなどに取り付けられていたようです。
日本では「マスコットBIB」という商品で、FINLAND製の復刻品が販売されていました。


Advertishing Vehicles Model

このビブは1940〜50年代の宣伝用の置物のレプリカです。(約55cm)
目がまん丸のタイプと縦長のタイプの2種類が存在しているようです。
オリジナルは「MORE THAN CENTURY OF MICHELIN COLLECTIBLES」という
フランスのコレクションブックに "advertishing vehicles model" として
掲載されており、カテゴリ的にはCamionに位置付けされています。


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