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9.Funiture


Ashtray T(pre War)

  

この灰皿は戦前の物で、画像のようにマッチを立てて使ったようです。


Ashtray U

   

左のアイテムは1930年代に英国(右)で作成され、若干マーブル掛かった
茶色の灰皿につや消しかかったビブが座っています。
その後1940年代に米国で黒い灰皿にパールグレイ調のビブを座らせた
物が製造された模様です。(右側)
なお、英国では茶色の他にブリティッシュグリーンの物が存在していたようです。

「MAIDE IN XXX」の文字を見ると「 ENGLAND 」の文字を消し、「 USA 」の
文字を手書きで刻印した様子が伺えます。

   

この灰皿ですが、右の足首から先が取れている物や、ビブのお尻が当る
灰皿部分がかけている物をよく見かけます。
どうやら落下したりぶつけたりした瞬簡に破損してしまうことが
多いようですので取り扱いに留意してください。


Lighter

  

左は1990年代に作られた陶器製のライタースタンドです。
フランス製のBIGライターを持っているところが憎いです。
右はZippoです。1997年のカタログでは「BIB ZIPPOV」と紹介されて
いますが、TとUは存在しているのでしょうか?


Dish


Watches

鼈甲のネジ巻き時計です。(1926年製)
当時は30 franで一般にも売られていたようです。
“Movement 30 houers” という説明にあるよう、1回のネジまきで30時間稼動します

こちらは電池式にになった時計です。(1930年)
プライスはちょっと高めで105 franとなっていました。
本来は表面が革張りとなっており持ち運び用のベルトが付いていますが、画像の
アイテムは皮をきれいにはがした状態で、いい感じの木目調になっています。


Radio

ビブのラジオ(1970年代)です。(約18.5cm)
ビブ本体にラジオの電子基盤が収まっており、おなかのスピーカーから
フランスのFMラジオが聞けますが、日本国内では周波数帯域が
異なっていることから、ラジオとしての役目を果さないようです。
このアイテムはビブの造形に人気があったためケースだけ後で増産し流通した
ようですが、ミシュランからクレームにより型は壊されたことになっています。
なお、1980年代には台座が一回り大きく、アンテナ付の物がイタリアでも生産されたようです。


Thermometer

ガレージにこの温度計がないと本当のガレージでないと
言わた有名な壁掛け温度計です。(46cm)
温度計の液が青と赤で二種類存在していますが、オリジナルは
青のみで赤は後から交換したという説もあります。
裏側のフックが破損しているものが多く、右手と足の部分に直接
壁にネジ止めした穴が残っているものも見かけます。
これも一部で1950年代製と言われていますが1970年の説の方が有力と思います。


Air Fresshunar

  

MXGS(グリーンタイヤ)が発売された頃のノベルティグッツ(日本製?)と
思われます。底の部分が蓋になっており、芳香剤が入っていました。
作りはとってもチープで使い捨て感覚の製品なので、現存数はとても少ないと思われます。

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ラジオと同型の型より作成された、芳香剤入れです
1980年代後半から1990年代前半に配られたノベルティのようです。
本来は白色ですが、日焼けで茶色く変色しています


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